テスラ用電池、中国生産検討も パナソニック・津賀氏

2018/1/10 10:35
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【ラスベガス=岡田江美】パナソニックの津賀一宏社長は9日、日本経済新聞社などの取材に応じ、米テスラの電気自動車(EV)向け電池の中国生産を検討していくと明らかにした。「詳細なスケジュールは決まっていない」としつつ「将来は中国で展開される可能性はある」と述べた。現在、テスラ向けの車載電池はパナソニックが日本と米国で生産している。

記者の取材に応じるパナソニックの津賀一宏社長(9日、米ラスベガス)

記者の取材に応じるパナソニックの津賀一宏社長(9日、米ラスベガス)

米ラスベガスで同日開幕した世界最大の家電見本市「CES」の会場で明らかにした。テスラは中国・上海でのEVの現地生産の検討に着手しているとされ、電池を供給するパナソニックもテスラの動向をみながら投資などの検討を進めるとみられる。パナソニックの中国での車載電池の主力拠点である大連工場ではテスラ向けとは種類の異なる電池をつくっている。

テスラは「2018年3月までに週5000台としていた生産目標を2500台に下方修正した」(津賀氏)。パナソニックが予定していた車載電池の納入も遅れている。津賀氏は両社が共同運営する米ネバダ州の電池工場を11日に訪問する計画だ。「業績への影響はもちろんあるが、2018年3月期はカバーし、予想を達成する見通しで進めている」と述べた。

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