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18年の成長率3.1% 世銀、世界経済見通し上方修正

【ワシントン=河浪武史】世界銀行は9日、世界経済見通し(GEP)を改定し、2018年の世界の実質成長率予測を3.1%に上方修正した。昨年6月時点では2.9%を見込んでいたが、世界的に投資や生産が上向いた。日本も成長率の見通しを1.3%に上方修正したが、先行きは伸びの鈍化を予測している。

17年の世界全体の推定成長率は3.0%で、11年(3.2%)以来、6年ぶりの高い伸び率となった。貿易量が前年比4.3%増と持ち直し、日米欧など先進国に加えて、ブラジルやロシアなど新興国もそろってプラス成長となった。19年の世界経済は3.0%の成長率を見込んでいる。

日本は底堅い外需が追い風となり、18年の成長率見通しを0.3ポイント上方修正した。ただ、19年は潜在成長率並みの0.8%へと鈍化し、19年秋の消費税増税の影響で20年は0.5%まで伸び率が低下すると予測した。

米国の18年の成長率は2.5%と0.3ポイント上方修正した。米議会が大型減税を成立させ、企業の設備投資などが上振れすると見込んだ。米経済は完全雇用に達しており、景気の上振れ余地が乏しいため、19年の成長率は2.2%、20年は2.0%と伸びが徐々に鈍化すると予測している。

ユーロ圏は18年の成長率見通しを0.6ポイント上方修正した。中国も予測を0.1ポイント引き上げ、先進国、新興国とも底堅い成長が続くとみている。

ただ、世銀は生産性の低下や人口高齢化などで、世界全体の潜在成長率が低下していると指摘。先行きのリスクとして「世界での急激な金融引き締め」や「貿易制限の強化」などを挙げた。

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