2018年1月20日(土)

リーチサイト運営者ら起訴内容認める 大阪地裁で初公判

社会
2018/1/9 19:44
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 無断コピーされた漫画や書籍の海賊版サイトにインターネット利用者を誘導する「リーチサイト」を巡る著作権法違反事件で、いずれも運営グループ幹部の和宇慶真被告(22)や成合太彰被告(23)ら5人の初公判が9日、大阪地裁(飯島健太郎裁判官)であった。両被告ら4人は起訴内容をおおむね認め、1人は認否を留保した。

 検察側は冒頭陳述で、和宇慶被告は漫画や雑誌は著作権者からの追及が緩いと考え、2011年9月ごろ、リーチサイト「はるか夢の址(あと)」を開設したと指摘。「違法コピーの世界でできるだけ大きな存在になりたいという思い」から、サイトに利用者からのリクエスト機能を設けるなどし、成合被告とともに競合サイトにサイバー攻撃を仕掛けるなどして、自身のサイトの利用拡大を図ったと主張した。

 起訴状によると、和宇慶被告らは16年8月、著作権者に無断でコピーした漫画「NARUTO」のデータをネット上に公開。同時に、運営するリーチサイト上に公開先のリンク(URL)を掲載し、不特定多数が閲覧できるようにしたとされる。

 海賊版サイトへのリンクを集めたリーチサイトを巡っては、海賊版の作成や投稿に直接かかわっているわけではないが、著作者が作品の販売を通じて得る利益を実質的に侵害しているとして、近年問題視されていた。

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