2018年1月17日(水)

今年の第1弾はガンダム、JR東の山手線スタンプラリー

サービス・食品
2018/1/9 17:00
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 JR東日本は9日から、東京の山手線を中心とした65の駅で、「機動戦士ガンダム」を起用したスタンプラリーを始めた。全ての駅のスタンプを集めると、山手線の車体の色を模した限定プラモデルと引き換えられる。ファンの多いアニメと連動し、さらに多くの場所を巡る必要があるスタンプラリーの特長を生かすことで、普段は足を運ばない駅も訪れてもらおうという狙いだ。

昼休みの時間帯には順番待ちの列も(東京駅)

そばの特別メニューには、セリフがプリントされた海苔が付く

 「アムロ、行きまーす!」――。駅に設置されたスタンプ台には、ガンダムに登場する多彩なキャラクターが描かれる。駅ごとに別々のキャラクターが割り振られ、それぞれ違ったセリフが出てくるだけに、ファンにはたまらない仕掛けだ。

 昼休みの時間帯に東京駅をのぞいてみると、順番待ちの列ができていた。「ガンダム世代」を自称する50歳の会社員の男性は、「駅にある広告を見て知った。昼から仕事なので、それまで回っている。賞品がもらえるまで集めたい」と先を急いでいた。

 スタンプラリーは9日から2月27日まで実施する。賞品はプラモデル以外にもあり、7駅分を集めればステッカーを提供。さらに1979年のアニメ放送開始から39年になることにちなみ、39駅分を集めれば描き下ろしのイラストボードもプレゼントする。

 駅構内の飲食店にもガンダムの世界観が楽しめるメニューがそろっている。例えば、そば店の「いろり庵きらく」では海苔(のり)が特徴だ。1日限定30食だが、「見せてもらおうか。連邦軍のモビルスーツの性能とやらを!」と、ファンが思わずにやりとするセリフがプリントされている。

 JR東日本は鉄道運輸収入が2017年3月期まで5年連続で増加している。スタンプラリーも新たな輸送需要の喚起策として力を入れており、アニメやゲームと連動した企画を実施。17年には山手線周辺だけでも1月にドラゴンボール、7月にポケットモンスター、11月にファイナルファンタジーと立て続けに展開した。

 JR東日本の担当者によると「ガンダムは40~50歳代の大人をターゲットに設定した。普段は行かない駅の魅力を発見してもらえれば、輸送需要の増加にもつながる」と期待をかける。

 65カ所もの駅を回るのは大変そうだが、JR東の担当者によると、最短で1日で巡ることも可能だという。

(福本裕貴)

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