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若手研究者の交流拡大で合意、日EU閣僚会談

米の「科学軽視」に懸念

【ブリュッセル=森本学】訪欧中の林芳正文部科学相は8日、ブリュッセルの欧州連合(EU)本部で、科学技術政策を担当するモエダス欧州委員と会談し、日欧間の若手研究者の交流拡大で合意した。科学技術振興機構(JST)など研究事業へ助成金を配分する日欧双方の公的機関が、助成対象プロジェクトの若手研究者の派遣や受け入れを相互に仲介しあう制度を検討し、2018年秋までの署名を目指す。

日欧が連携強化を打ち出した背景には、米トランプ政権の科学研究を巡る政策への不透明感がある。17年には科学研究予算の大幅な削減方針を打ち出すなど「科学軽視」の懸念が広がる。林文科相は8日、記者団に日欧の連携強化で「米国にも強力なメッセージを送りたい」と語った。

会談では、世界各国の競争が激しさを増している量子技術分野や北極科学の分野でも、日欧が連携を強化する方針で一致した。

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