2018年2月22日(木)

米バイオ医薬セルジーン、同業買収 1240億円で

ヘルスケア
北米
2018/1/9 6:36
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 【ニューヨーク=西邨紘子】米バイオ医薬のセルジーンは8日までに、同業の米インパクト・バイオメディシンズを11億ドル(約1240億円)で買収すると発表した。インパクトが進める新薬の開発・販売目標の達成に応じて追加金を支払う取り決めで、支払総額は最大で70億ドルに達する可能性がある。2018年1~3月期中の買収手続き完了を見込む。

 インパクトは血液がんの一種である骨髄線維症の治療薬、フェドラチニブ(一般名)の開発を手がけている。同薬は現在、開発後期の段階にあり、米国では18年半ばの承認申請を見込む。

 セルジーンはフェドラチニブが骨髄線維症への使用で当局の承認を受けた場合、インパクトに最大で14億ドルを支払う。さらに、同薬の売り上げが50億ドルを超えた場合、最大で45億ドルの目標達成報酬を上乗せする。

 セルジーンは血液がん関連の治療薬が中心。足元で主力の骨髄腫治療薬や皮膚病薬の販売拡大ペースが鈍化しており、新たな収益源の確保が急務となっていた。同社が8日発表した18年12月通期の売上高予想は144億~148億ドルで、市場の予想を下回った。

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