2018年10月23日(火)

バノン氏、暴露本「遺憾」 トランプ氏と関係修復探る

2018/1/8 17:51
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【ワシントン=共同】トランプ米大統領の最側近だったバノン氏は7日、政権の暴露本「炎と怒り」でトランプ氏の長男ジュニア氏を非難したとされる問題を「遺憾だ」とし、ジュニア氏を非難する意図はなかったと弁解する声明を出した。米メディアが報じた。バノン氏は「大統領を支える気持ちは揺るがない」と表明。トランプ氏との関係修復を探る考えだ。

書店では「炎と怒り」が山積みされている(5日、ニューヨーク)=ロイター

バノン氏が暴露本について反応を示したのは初めて。トランプ氏が激怒して決別を宣言し、バノン氏の有力支援者も関係断絶を表明するなど、孤立が進んだことに危機感を抱いたとみられる。

暴露本によると、大統領選中にジュニア氏ら選対関係者3人がロシア人弁護士と面会したことを巡り、バノン氏は「反逆的」と指摘したが、バノン氏は7日の声明で「ジュニア氏に対するコメントではない」とし、面会に同席した選対幹部マナフォート氏に対するものだったと釈明した。「ジュニア氏は愛国的で善良だ」とも強調した。

米メディアは出版前の3日、バノン氏がジュニア氏を非難したと報じ、暴露本は5日に発売された。声明は「ジュニア氏に関する不正確な報道への反応が遅れ、就任初年の大統領の歴史的業績から国民の関心をそらしたことを遺憾に思う」とした。

トランプ氏は報道をきっかけに「だらしないスティーブン(・バノン氏)はほとんどみんなから見捨てられている」とツイッターに投稿するなど連日、バノン氏を攻撃している。

政権高官らは7日、テレビ各局に出演し、トランプ氏の大統領の資質に疑問を呈した暴露本の内容を相次ぎ否定。ミラー大統領補佐官はCNNテレビで「ごみ作者によるごみ作品」とこき下ろし、バノン氏のジュニア氏非難は「常軌を逸している」と切り捨てた。

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