2019年1月18日(金)

トカゲやカエル…115の新種、メコン流域で見つかる

2018/1/7 18:01
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東南アジアのメコン川流域で色鮮やかなトカゲやカエルなど115の新種が見つかったと、世界自然保護基金(WWF)が7日までに公表した。このうち巻き貝を食べる珍しいカメの仲間がタイ北部で売られていたほか、多くが開発による環境破壊や密猟で絶滅の危機にあり、WWFは「早急な保全が必要だ」と訴えている。

ベトナム北部の森にすむ新種のベトナムシナワニトカゲ(WWF提供)=共同

カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムにまたがる地域の生き物を2016年に調べた結果をまとめた。

タイ北部の市場では、研究者が見慣れないカメが売られているのを発見。購入して調べると、巻き貝を餌にするマレーニシクイガメと似ているが、甲羅の形や色などが異なり、近縁の新種と判明した。タイではダムの開発が進んでおり、個体数が減る恐れがある。

ベトナム北部の森に生息していたのはベトナムシナワニトカゲ。ペットとして盛んに取引されるほか、石炭採掘で生息地がなくなりつつあり、ベトナムに残るのは200匹未満と推定される。

ラオスとタイの国境にある森では、馬のひづめを守る蹄鉄(ていてつ)のような形の突起が顔にあるコウモリが確認され、ベトナム北部の森では緑色が鮮やかなカエルが見つかった。

メコン川流域では1997年から調査を続けている。これまで見つかった新種は計約2500種に上り、1週間に2種が発見された計算になる。〔共同〕

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