2018年8月16日(木)

無補給単独歩行で南極点到達 冒険家荻田さん、日本人初

2018/1/6 11:03
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 南極点まで約1130キロの無補給単独歩行に挑んだ北海道鷹栖町の冒険家、荻田泰永さん(40)が、日本時間の6日午前1時45分ごろ(現地時間5日午後1時45分ごろ)、南極点に到達した。昨年11月18日(同17日)に南極大陸の海岸を出発、50日間で踏破した。荻田さんの遠征事務局によると、無補給単独歩行での南極点到達は日本人初。世界では約25人が達成しているという。

5日、無補給単独歩行で南極点に到達した冒険家荻田泰永さん(本人撮影)=共同

5日、無補給単独歩行で南極点に到達した冒険家荻田泰永さん(本人撮影)=共同

 6日朝、衛星電話で東京の遠征事務局に連絡した荻田さんは「到達してうれしい。50日間、目の前の一歩一歩の積み重ねだった」と声を弾ませた。「もう明日からは歩かなくていいと安堵感がある」とも語り、事務局に集まった支援者らの笑いを誘った。

 南極点までの行程では、食料や燃料、テントを積んだ重さ約100キロのそりを1人で引きながら歩いた。南極大陸は分厚い氷床に覆われており、今の季節は夏だが、気温は氷点下10~20度ほどだった。海岸から標高約2800メートルの南極点までは、高地から常に強い向かい風が吹き下ろす厳しい環境だという。

 荻田さんは2000年以降、15回にわたり北極圏を訪れ、計約9千キロ以上を踏破してきた。12年から2度、無補給単独歩行での北極点到達に挑んだが、氷の割れ目に阻まれるなどしていずれも断念。南極での冒険は今回が初めて。〔共同〕

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