ヤマトヤシキ、姫路店を閉店 2月末
百貨店運営のヤマトヤシキ(兵庫県姫路市)は2月28日に姫路店を閉店すると発表した。建物の老朽化で維持管理コストが増えており、閉店したうえで商業施設に建て替える予定。加古川店(同県加古川市)の運営は続ける。
ヤマトヤシキは2015年に私的再建手続きの一種である事業再生ADRの手続きが成立し、創業家に代わり投資ファンドのマイルストーン・ターンアラウンド・マネジメント(MTM、東京・千代田)が再建を進めてきた。だが来店客数の伸び悩みが続き、2017年2月期の売上高は前の期比7%減の122億円だった。昨年8月末には免税店大手のラオックスがヤマトヤシキの子会社化を視野に新株予約権を取得した。