関西百貨店、初売り好調 近鉄本店過去最高に
今年の関西の新春初売りは好調な出だしとなった。近鉄百貨店のあべのハルカス近鉄本店の2日の売上高は前年比13%増の9億5千万円で、開業以来最高となった。初売りの目玉である高額福袋も好調で、近鉄本店では888万円の宝飾品の福袋を購入する人もいた。
阪急うめだ本店(メンズ館含む)では2~3日の売上高が前年比1割増となり、2日の開店前に前年より500人多い約7500人が列を作った。深夜0時から並んだ奈良県の中田彩夕美さん(20)は「初売りにはワクワク感を感じる」と語った。ファッションショーの参加権利を付けた100万円のドレス福袋も複数売れた。高島屋大阪店は100万円の小判の福袋が売れた。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは元日も営業し、訪日外国人客の増加で食事や土産物の販売が例年より伸びた。年越しイベントでは「外国人客の増加が想定以上に増えた」(運営するユー・エス・ジェイ)という。