建設業向け図面管理のレゴリス、1.9億円調達
建築業界向けに図面管理システムを手がけるレゴリス(東京・豊島、伊藤謙自社長)は、阪急阪神ホールディングスグループのシステム開発会社、アイテック阪急阪神(大阪市)のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)など4社を引受先とする第三者割当増資で総額1.9億円を調達した。

第三者割当増資を引き受けたのはこのほか、SMBCベンチャーキャピタル(東京・中央)やみずほキャピタル(東京・千代田)、銀行系ファンド1社。これによりレゴリスの資本金(準備金を含む)は約3億円となった。調達資金は図面管理システムの開発・販売強化のほか、IT(情報技術)エンジニアなどの人材確保に充てる。
レゴリスは2000年の設立。主力の図面管理・情報共有システム「SpiderPlus(スパイダープラス)」は建設現場などで使われる図表や帳票をタブレット端末上で一元管理できる。人手が不足する建設業界の業務効率化やペーパーレス化を後押ししている。これまでに約150社が導入した。
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