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貴乃花理事を解任 評議員会承認、初めて

2018/1/4 12:27 (2018/1/4 13:32更新)
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 元横綱日馬富士の暴行事件で、日本相撲協会は4日午前、両国国技館で臨時評議員会を開き、巡業部長でありながら昨年秋巡業中に起きた事件の報告を怠り、その後の調査にも非協力的な姿勢を貫いた貴乃花親方(45)=元横綱=の理事解任決議を全会一致で承認、解任を決めたと発表した。理事が解任されるのは初めて。

記者会見する日本相撲協会の池坊評議員会議長(左)と小西評議員(4日午後、東京・両国国技館)

記者会見する日本相撲協会の池坊評議員会議長(左)と小西評議員(4日午後、東京・両国国技館)

 評議員会終了後、議長で元文部科学副大臣の池坊保子氏は記者会見で「貴乃花親方は公益法人の役員としては考えられない行為。忠実義務に大きく違反している。調査への協力を拒否し続けたことがこの問題をここまで大きくし、長引かせた」と説明した。

 協会は昨年12月28日の臨時理事会で、貴乃花親方の理事から役員待遇委員への2階級降格処分を評議員会に諮ることを全会一致で決議していた。評議員会は議長の池坊氏を含め外部有識者4人と親方出身3人の計7人で構成。4人以上が出席し、過半数が賛成すれば承認される。

 貴乃花親方は協会への報告義務を怠り、被害者で弟子の貴ノ岩や自身に対する協会危機管理委員会の聴取要請になかなか応じなかった。こうした姿勢が理事の忠実義務に反すると判断された。ただ2月に予定されている理事候補選挙には立候補できる。

 事件に関しては、元日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が理事を辞任し、八角理事長(元横綱北勝海)も3月までの報酬を全額返上することが決まっている。現場に居合わせながら暴行を止められなかった白鵬、鶴竜の両横綱も減給処分となった。貴乃花親方の理事解任で関係者の処分は一巡する。

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