2018年7月23日(月)

トランプ米大統領、バノン氏は「正気失った」 長男批判で怒り

2018/1/4 7:04
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 【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は3日、元側近のバノン前首席戦略官・上級顧問を「彼は解雇されたとき、職を失っただけではなく、正気も失った」と批判した。近く出版される政権の内幕を描いた書籍で、トランプ氏の長男ジュニア氏らとロシア人弁護士の大統領選中の面会をバノン氏が「反逆罪に値する」などと批判したためだ。

 バノン氏は昨年8月にホワイトハウスを離れたが、その後も定期的に電話で意見交換するなどトランプ氏と良好な関係を保っていた。ジュニア氏らとロシア人弁護士の面会は「ロシア疑惑」の焦点の一つとなっており、今回の発言はトランプ氏の怒りを買ったとみられる。

 米メディアによると、ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏が著した「炎と怒り」の中で、バノン氏は民主党候補のクリントン元国務長官に不利な情報提供を持ちかけたロシア人弁護士とジュニア氏の2016年6月の面会に言及。「ジュニア氏らは反逆罪に値せず、非愛国的でもないと考えたかもしれないが、私はそうだと思う。すぐに米連邦捜査局(FBI)に伝えるべきだった」と切り捨てた。

 これに対し、トランプ氏は3日の声明で本の内容を「いんちき」と罵るとともに、バノン氏を「彼は私の歴史的な勝利とほとんど関係がない」「ホワイトハウスでメディアに間違った情報をリークしていた」などと一刀両断した。サンダース大統領報道官は記者会見で「バカげた主張だ」とバノン氏の「反逆罪」発言を退けた。

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