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「花の2区」に集う将来のスター候補 箱根駅伝

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2018/1/1 6:30
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 今年の東京箱根間往復大学駅伝(2~3日)の2区(23.1キロ)には、学生長距離界を代表する各校のエースがそろった。往路優勝を目標に掲げるチームが多い中、「花の2区」の成否はその後の展開をも大きく左右する。将来のスター候補たちの意地のぶつかり合いは必至。抜け出すのは誰か。

鈴木健、学生最強の呼び声

 各校のエースの中でも「学生最強」との呼び声が高いのが、神奈川大の鈴木健吾(4年)だ。前回も2区を走り、歴代8位となる1時間7分17秒で区間賞。自他ともに認める練習の虫は3年のときから主将を務め、走りで結果を出してチームを引っ張ってきた。「先頭でたすきを受けたらどこまで離せるか。前がいたら前を追う」と静かに闘志を燃やす。

神奈川大の鈴木健は監督から絶大な信頼を寄せられている

神奈川大の鈴木健は監督から絶大な信頼を寄せられている

 昨年は3月の日本学生ハーフマラソンを制し、最終8区(19.7キロ)を任された11月の全日本大学駅伝では17秒差の2位から逆転。箱根の前哨戦で、20年ぶりの優勝に貢献した。身長163センチと小柄ながら地面を的確に捉える高い技術を持ち、豊富な練習量がぶれない走りを支える。今年2月には東京マラソンにも挑戦予定といい、約30年指導する大後栄治監督も「エースと自信を持っていえるのは歴代で彼だけ」と絶大な信頼を寄せる。

 神奈川大のお膝元でもある2区は、23.1キロの長丁場。14キロ付近の権太坂と戸塚中継所までのラスト3キロの上り坂がポイントになる。「前回は最後に落ちてしまった。もう一回ギアを上げられればタイムも伸びる」と鈴木健。1区を走る山藤篤司(3年)とのたすきリレーは、2区終了時で首位に立った前回と同じ。鈴木健が2区の日本人最高記録(1時間6分46秒)に迫ることができれば、目標に掲げる往路優勝へ視界は大きく開ける。

塩尻、今大会の注目選手

 多くの監督がこぞって今大会の注目選手に挙げるのが順天堂大の塩尻和也(3年)。2016年リオデジャネイロ五輪の3000メートル障害代表は、17年11月に1万メートルで27分47秒87の今季学生最高記録をたたき出し、一躍主役の一人に躍り出た。1万メートル27分台の記録を持つ日本人学生の中には、12月の福岡国際マラソンを日本歴代5位で走った大迫傑(早大卒)ら卒業後も長距離界で活躍している選手が多い。長門俊介監督によると、塩尻は走りの効率がよく、股関節のバネによる推進力が持ち味という。

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