東京都杉並区は都市部の農地「生産緑地」の指定要件を「500平方メートル以上」から「300平方メートル以上」に緩和した。規模の小さい農地でも地主が税優遇を受けられるようにすることで、緑地の減少に歯止めをかける狙いだ。
生産緑地の面積要件は市区町村が条例で独自に緩和できる。杉並区には生産緑地が1992年に48ヘクタールあったが、農家の廃業などによって2016年には34ヘクタールに減少した。生産緑地の多くは22年に期限切れを迎えるため、宅地への転用が進む可能性がある。
東京都杉並区は都市部の農地「生産緑地」の指定要件を「500平方メートル以上」から「300平方メートル以上」に緩和した。規模の小さい農地でも地主が税優遇を受けられるようにすることで、緑地の減少に歯止めをかける狙いだ。
生産緑地の面積要件は市区町村が条例で独自に緩和できる。杉並区には生産緑地が1992年に48ヘクタールあったが、農家の廃業などによって2016年には34ヘクタールに減少した。生産緑地の多くは22年に期限切れを迎えるため、宅地への転用が進む可能性がある。
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