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スポーツ界の年男・年女、夢への咆哮

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2018/1/4 2:30
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 2018年のスポーツ界を盛り上げる年男・年女の咆哮(ほうこう)。

内川聖一、2000安打へ新しい自分

 時の流れは早いものでプロ18年目、36歳のシーズンを迎えます。サラリーマンなら上司と部下に挟まれた一番難しい立場にいる世代ですが、野球界ではベテランの域。周囲に引退する選手も出てきてさみしさを感じつつも、自分は結果を求める意欲、モチベーションを高く維持できています。

内川は「毎年新しい変化、新しい感覚を求めたい」という=球団提供

内川は「毎年新しい変化、新しい感覚を求めたい」という=球団提供

 昨季のレギュラーシーズンは故障で離脱しましたが、その分のエネルギーをポストシーズンで出し切って日本一になれた。「こんなに気持ちいいのか」と改めて感じました。クライマックスシリーズでの4試合連続本塁打、日本シリーズ第6戦の九回同点ソロの感覚はなかなか味わえない。どれも狙っていたわけではないけれど、後々振り返ったとき思い出深いものになっているでしょう。

 こうした喜びは何度経験してもいい。だから今年もチームとしての目標は「連覇」です。個人としては「2000安打」。節目まであと25本に迫っています。プロ入りから7年間はレギュラーではなかったので正直、自分が打ってきた数字なのか不思議な感じですが、まずは早く達成して新たな高みに向かいたい。

 打撃の感覚はキャリアを積むごとに研ぎ澄まされてきたので、もう一回、タイトルも取りたいですね。一番格好いいのは本塁打王。子どもの頃からの憧れです。でも、選手には特性や個性があって、僕は90度フルに使って確率を上げる打撃をやってきた。だから現実的に狙えるのは首位打者や打点王かな。

 この年齢になると、少しずつ体に変化が出てくると聞きます。より一層、自分の体と向き合わないといけない。単純にハードなトレーニングをすればいい若さではないので、今オフは新たなトレーナーにお願いしてその方法を見直しています。意識しているのは関節の可動域を広げ、いま持っている体をどう生かして野球をするか。

 僕は「現状維持は衰退」と思っている。結果を出すと、人間はそれを守りたくなるじゃないですか。同じアプローチを続けても、それ以下にしかならない。だから毎年新しい変化、新しい感覚を求めたいのです。昨年は2017年版の内川聖一。今年は18年版の内川聖一をつくって開幕を迎えるつもりです。

 1982年8月4日、大分県出身。大分工高から2000年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。08年に右打者では最高の打率3割7分8厘で首位打者を獲得。10年オフにソフトバンクに移籍し、15年から主将を務める。生涯通算打率3割1分。

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