天満屋社長に江国常務昇格 創業家以外で初

2017/12/27 19:39
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百貨店の天満屋(岡山市)は27日、江国成基常務(57)が同日付で社長に就任したと発表した。伊原木一朗社長(45)は2年の任期途中での退任となった。1829年に小間物店として創業以降、創業家以外からのトップ就任は初めて。岡山市内では3年前に開業したイオンモール岡山などとの競争が激しさを増しており、社長交代を機にテコ入れを図る。

江国成基・天満屋新社長

同日の取締役会で決めた。江国氏は1983年に天満屋に入社後、倉敷店(岡山県倉敷市)の副店長や経営企画本部長、営業本部長を歴任しており現場経験は豊富。今後も百貨店事業本部長と岡山本店(岡山市)の店長を兼務する。

同時に代表権のある会長職を復活。江国氏と同じく創業家以外の出身の木住勝美専務(70)が就任し、江国氏をサポートする。同社は「新しい体制になるが、これまでの方針と変わらず地域密着の営業を進めていく」としている。

伊原木一朗氏はかつて同社の社長を務めた伊原木隆太岡山県知事のいとこにあたる。三菱商事勤務を経て16年5月に就任したばかりだった。退任の理由は「一身上の都合」(同社)という。天満屋ストアの会長職は当面の間、続ける。

天満屋の17年2月期の連結売上高は前の期比0.9%減の1173億円と、3期連続の減収だった。厳しい経営環境が続く中で業績立て直しを進めることができるか。新社長の手腕が問われる。

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