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NY原油、2年半ぶりに60ドル台に上昇 リビアのパイプライン爆発で

【ニューヨーク=山下晃】26日の米原油先物市場で指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近物)が一段高となり、約2年半ぶりに1バレル60ドル台に達した。中東産油国のリビアでパイプラインの爆発があったと伝わり、同国の原油供給に支障が出るとの観測から買いが優勢となった。

WTIは連休前の22日終値と比べ1.50ドル高い1バレル59.97ドルで取引を終えた。一時60.01ドルまで買われ、2015年6月以来の高値に上昇した。米国では北東部に寒波の予報が出ており、暖房需要が増えるとの観測も強材料となった。

原油先物相場は最近、11月末の総会で石油輸出国機構(OPEC)がロシアなどの非加盟国とともに減産延長を決定したことから上昇基調にあった。協調減産を主導するサウジアラビア政府は、国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を計画しており、市場では「原油価格を高めに維持するはず」(米ヘッジファンド)との思惑も出ている。

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