対北朝鮮「万全の態勢」 西村官房副長官がPAC3視察
西村康稔官房副長官は25日、航空自衛隊が北朝鮮の脅威に備えて展開している地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を防衛省で視察した。視察後、記者団に「あらゆる事態を想定し、国民の生命、財産を守るために万全の態勢を取っていることを確認した」と述べた。
同部隊は北朝鮮による弾道ミサイル発射に備えて展開している。西村氏は北朝鮮に関する情報の集約や関係機関への指示などを担う地下の中央指揮所も見学した。山本朋広防衛副大臣に「年末年始も引き続き緊張感を持ってほしい」と伝えた。