銅、18年は供給不足拡大 製錬大手が需給予測

2017/12/25 18:50
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JX金属と三井金属が共同出資する銅製錬大手パンパシフィック・カッパーは25日、2018年は銅が21万トンの供給不足になるとの需給予測を発表した。5万トンの不足だった17年から拡大する。地金の主要供給国である中国で、環境規制の強化に伴い生産が伸び悩む。

世界の生産量は2330万トンで17年に比べ1.3%の増加にとどまる。中国は前年比4.6%増の869万トンとなる見通しで、伸び率は17年(5.8%)から鈍る。

全世界の需要は前年比2%増の2352万トンを見込む。世界消費の5割を占める中国は「不動産投資の抑制など民需の下押しで需要がスローダウンする」(新井智執行役員)。年間消費は1137万トンと前年から2.2%伸びるものの、17年(3.3%)に比べ伸び率は小幅になる。

一方、インドや東南アジアを中心に新興国で需要は拡大する見通しだ。供給不足の拡大は、銅相場の下支え要因になりそうだ。

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