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バドミントン奥原希望「東京五輪へまずは体づくり」

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2018/1/1 2:00
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バドミントン女子シングルスの奥原希望(22、日本ユニシス)にとって、2017年は酸いも甘いも味わった濃密な1年となった。8月の世界選手権(英グラスゴー)では日本女子シングルス初の世界一という快挙をなし遂げた一方で、シーズンを通してけがに苦しんだ。激闘の日々を振り返ってもらうとともに、今シーズン、そして20年東京五輪への思いを語ってもらった。

――ケガを抱えてのシーズンの幕開け。その中で世界一という栄冠を手にした。

「東京五輪へは全ての準備をして万全の状態で臨みたい」と奥原

「東京五輪へは全ての準備をして万全の状態で臨みたい」と奥原

「17年はまず世界選手権までに納得いく試合ができればいいと考えていた。けがをしたままシーズンがスタートして、なかなか結果を出せずにもやもやしていたが、少しずつパフォーマンスも結果も右肩上がりになっていった。ぎりぎり世界選手権を前に(6月末の)オーストラリア・オープンで優勝して、やっと戻ってこられた感触があった。世界選手権については、東京五輪に向けて自分の立ち位置がどれぐらいなのか確かめようと臨んだ大会だったが、試合中に勝ちたいという気持ち、勝負したいという気持ちを再確認した。そこから1戦1戦勝つためには何をやらなきゃいけないのかを考えて、最後あの結果(優勝)につながったと思う(16年9月に右肩を痛め、同年の全日本総合選手権を棄権していた)」

けがを乗り越え、いろいろ発見

――プレースタイルを変えて、新しい自分になっての立ち位置を確かめたかったか。

「自分もけがを乗り越えて新たにいろいろな発見があった。視野が広がって、それを確かめたかった。リオデジャネイロ五輪を経て、新たな選手が出てきたり今までいた選手の伸び具合も変わってきたりしているので、それに対しての自分の立ち位置も確かめたかった」

――世界選手権で調子が上がっていった。

「意図したものではない。本当はどの大会でも万全の準備をして万全のコンディションで臨めるのがベスト。自分としては納得がいっていない。けががあったからこそ勝負にこだわりすぎず、目の前のことに集中できたのはよかったかもしれない。でも東京五輪にその状態で臨むとしたら焦りしかない。東京五輪へは全ての準備をして万全の状態で臨みたいと思っている」

――山あり谷ありのシーズンだった。1年を通して成長したところはどこか。

「毎年いろいろなことがあって、たくさんのことを学んで感じて考えている。今年は新たに肩のけがをした。今までは下半身のけが、特に膝をメインに向き合っていた。(肩のけがを機に)全身に目を向けて、体全体を見直そうと取り組んできている。全身を見ることで周りの人たちの体も見えるようになってきた」

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