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子供の視力、悪化続く 背景にスマホ普及か

小中学生の視力悪化が止まらない。文部科学省の2017年度学校保健統計調査(速報)によると裸眼の視力「1.0未満」の子供の割合は小学校が前年比1ポイント増の32.5%、中学校は1.7ポイント増の56.3%でいずれも過去最悪を更新した。同省の担当者は「スマートフォンなどを(目の)近くで見るなど生活習慣の変化が影響」していると分析している。

小学校は3年連続、中学校は4年連続で悪化している。幼稚園は3.5ポイント減の24.5%、高校は3.7ポイント減の62.3%と今年度は改善したが、長期的に悪化傾向にある。小中学校では30年前の親世代(1987年度)に比べてそれぞれ12.9ポイントと17.9ポイント増えている。

調査では中耳炎など耳の病気を患う子供の増加も明らかになった。

小学校は0.2ポイント増の6.2%、中学校は横ばいの4.5%、高校は0.3ポイント増の2.6%の子供が耳疾患だった。いずれも長期的に増加傾向が続いている。症状は耳あかが詰まる耳垢栓塞(じこうせんそく)が最も多いという。ただ、同省は原因が特定できていないとしている。

虫歯の割合は幼稚園から小中高校までの全てで減少。中学と高校は37.3%と47.3%でいずれも過去最低となった。

「肥満傾向児」では調査対象の5~17歳の間で福島県は5つの年齢で全国で最も高くなった。同県では11年の東日本大震災の後に運動不足などが原因で割合が増えていたが、15、16年度は改善傾向だった。全国的には減少傾向にある中、同県が再び悪化したことについて文科省の担当者は「もう少し長いスパンで見て要因を判断する」としている。

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