2019年1月24日(木)

神明、アジアで小麦・乳製品卸 シンガポール社と合弁

2017/12/22 21:56
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コメ卸最大手の神明(神戸市)は22日、アジアで小麦や乳製品の卸事業を始めると発表した。2018年1月にパン店などを運営するシンガポールの外食大手と合弁会社を設立し、同社に食材を供給する。コメの消費量が減るなか神明は事業領域をコメから青果などに広げており、地域農協などとの協力体制を生かして小麦の取扱量を増やす。

中国やインドネシアなど17カ国・地域で飲食店を展開するブレッドトーク・グループと合弁会社を設立する。資本金は300万シンガポールドル(約2億5千万円)で、ブレッドトーク子会社が66%、神明が34%を出資する。日本産の小麦や砂糖、乳製品のほか、米国など価格を抑えた海外産も取り扱い、様々な価格帯の外食ブランドに対応する。

神明はかつて増田製粉所に出資していたほか、北海道の製粉会社などとも取引がある。小麦の年間取扱額は20億円程度にとどまるが、22日開いた記者会見で藤尾益雄社長は「国内最大のコメの調達力を小麦でも活用していきたい」と話した。来春には日本でパン店の開店も目指す。

神明は今年3月に青果卸大手の東果大阪(大阪市)を買収し、青果流通に参入した。矢継ぎ早に青果や水産関連企業を買収し、事業領域を広げている。

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