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TCS、米ニールセンから2500億円の受注 17~25年の業務委託

【ムンバイ=早川麗】インドIT(情報技術)サービス最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、米調査会社ニールセンから巨額の業務委託契約を獲得した。契約額は2017~25年までで総額22億5千万ドル(約2500億円)に上る。インドの地元メディアによると印ITサービスの単独の受注額としては過去最高という。

ニールセンが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。地元紙によるとTCSとニールセンは07年に10年間の契約を結び、13年に契約を20年まで延ばした。今回、残る契約の内容を更改するとともに25年まで延長した。

ニールセンはテレビ視聴率のほか、パソコンやスマートフォン(スマホ)による動画の視聴動向の調査などを手がける。広告会社や企業は広告効果などを把握、分析するためにニールセンの調査を活用している。

TCSは18年1月11日に第3四半期(17年4~12月)の決算発表を予定しており、すでに「投資家向け広報(IR)自粛期間(沈黙期間)である」(TCS広報部)として電話取材に応じなかった。

TCSは印最大財閥タタ・グループの中でも収益性の高い稼ぎ頭で、17年3月期の連結純利益は2635億ルピー(約4500億円)と直近5年間で2.5倍に増えた。ただ足元では業界の構造変化のあおりで成長性が鈍化。17年4~9月期の連結売上高は2%増、同純利益は4%減となった。

TCSは2月、最高経営責任者(CEO)だったナタラジャン・チャンドラセカラン氏がタタ・グループの会長に就任するのに伴いラジェシュ・ゴピナサン氏がCEOに就いた。今回の大型契約はラジェシュCEOによる経営が順調なことを示していると言えそうだ。

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