2018年9月23日(日)

グーグル成長の立役者、シュミット会長退任

2017/12/22 8:16
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 【シリコンバレー=中西豊紀】米グーグルの持ち株会社アルファベットは21日、エリック・シュミット会長が2018年1月付けで退任すると発表した。同氏は2001年にグーグルに最高経営責任者(CEO)として入社、04年のナスダック市場への上場や15年のアルファベットへの組織再編成で陣頭指揮をとるなどグーグルを世界有数の企業に育て上げた。

 シュミット氏は取締役兼テクニカルアドバイザーとして会社には残る。退任理由については明らかにしていない。同氏はこの日「(グーグル共同創業者の)ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、(同CEOの)スンダー・ピチャイと私は、今がアルファベットの変革に向けた移行の時だと信じている」とする声明を発表した。

 同氏は今後は慈善活動や「科学や技術に関する問題」に関わりたいとしている。アルファベットとの関わりについては都市開発やヘルスケアを手掛ける傘下の会社へのアドバイスを主に手掛けていくことになると一部メディアは報じている。

 米サン・マイクロシステムズの最高技術責任者(CTO)やソフト大手、米ノベルの最高経営責任者(CEO)などをつとめたシュミット氏はまだ若かったペイジ氏やブリン氏の経営に「大人の視点を加える」観点から01年にグーグルに入社。その後はトロイカ体制でグーグルを世界を代表するテクノロジー企業に育て上げた。

 米アップルの会長だった故スティーブ・ジョブズ氏とは個人的に交流があり06年から3年間、アップルの社外取締役を兼務した。オバマ米大統領の経済顧問を務めたこともある。後任は執行権の無い会長として1月の取締役会で選定する見通しだ。

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