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大韓航空の前副社長 「ナッツリターン」一部無罪 猶予刑が確定

【ソウル=鈴木壮太郎】乗務員のナッツの出し方に激高し、滑走路に向かう飛行機を引き返させた「ナッツリターン」事件について、航空保安法違反罪などに問われた大韓航空のオーナーの娘で同社前副社長、趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告(43)の執行猶予刑が21日確定した。最高裁が同日、検察の上告を退けた。

2015年5月の控訴審判決では、趙被告の行為を刑法の業務妨害罪や強要罪で有罪とした一方、一審では有罪だった航空保安法上の航路変更罪は無罪とし、懲役10月、執行猶予2年の判決を言い渡した。判決を受けて趙被告は釈放された。

検察は航路変更罪で無罪となったことを不服として上告。趙被告が上告しなかったため、検察の上告が棄却されたことにより、控訴審判決が確定した。

判決によると、趙被告は14年12月、ニューヨークの空港で、韓国・仁川行きの大韓航空機のファーストクラスに搭乗した際、乗務員のナッツの出し方に腹を立て、暴言を浴びせた。さらに滑走路に向かっていた航空機を引き返させ、客室サービス責任者を降ろした。

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