2018年10月17日(水)

日本郵便など、福島県南相馬市で配送ロボ実証実験

2017/12/21 22:00
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日本郵便などは21日、郵便物などを配送ロボットで届ける実証実験を福島県南相馬市で行った。東日本大震災、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響を大きく受けた同市では、ロボット研究や産業振興による復興を目指している。関係者は、人手不足の中でどうサービスを充実させるかが将来の課題となっている物流システムを補うものとして期待している。

日本郵便などが行った配送ロボットの実証実験(21日、福島県南相馬市)

実証実験が行われたのは南相馬市のスポーツセンター。日本郵便が主催、ローソン、東北日立(宮城県)、ベンチャー企業のZMP(東京・文京)、南相馬市が加わった。

配送ロボットはZMPが開発した、全長約1.3メートル、高さ約1メートルの自動走行宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」。人工知能(AI)を搭載し、カメラなどで周囲の環境を把握し、最大時速6キロメートルで進む。

実験では、同市のスポーツセンター内のコースに、郵便局、コンビニエンスストア、個人宅などに見立てたポイントを設定。配送ロボットを使い、郵便局と業務提携を結ぶローソン店舗間でのゆうパックの配送、郵便局から個人宅へのレターパックの配送、ローソン店舗と個人宅間の商品の受発注――などの実験を行った。

浜通り地方ではロボット産業を集積させる国の「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想」が進む。地方都市では少子高齢化による労働人材の確保の難しさに加え、働き方の見直しも課題となっており、関係者は実験を課題解決に役立てたい考えだ。

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