味の素、韓国で粉末スープを生産

2017/12/21 17:25
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味の素 21日、2018年1月に韓国で個食タイプの粉末スープを生産する合弁会社を設立すると発表した。即席麺「辛ラーメン」を製造・販売する韓国の食品メーカー、農心と組む。単身世帯の増加や女性の社会進出を背景に、韓国では個食粉末スープ市場が拡大している。現地での生産体制を整え韓国における家庭用食品事業の拡大を目指す。

合弁会社の名称は「味の素農心フーズ」で、京畿道平沢市に本社を置く。資本金は約13億円で、味の素が51%、農心が49%出資する。新工場をつくり、味の素が韓国で展開する「VONO(ヴォーノ)」ブランドの個食粉末スープを19年9月から現地生産する。量販店に強い販売力を持つ農心が販売を手がける。

韓国の粉末スープ市場は約60億円の規模で、そのうち個食粉末スープ市場は全体の約4割を占める。同市場で味の素のヴォーノは7割を超えるシェアを持つ。

これまでは日本で生産したものを韓国に輸出し、農心に販売を委託していた。働く女性の朝食需要などで市場が拡大していることから、現地生産に切り替え供給体制を整える。個食粉末スープのほか容器入りスープなどの展開も検討しており、22年度の韓国での家庭用食品事業の売上高を現在の2.5倍超にあたる50億円まで引き上げる考えだ。

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