世界のビール消費2年連続で減少 最大消費国の中国がマイナス

2017/12/21 16:24
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キリンが21日発表した2016年の世界のビール総消費量は15年比で0.6%減の1億8689万キロリットルだった。最大の消費国である中国が3.4%減となった影響が大きい。一方、インドが9.9%増、ミャンマーが8.3%増、ベトナムが7.4%増と経済成長に伴ってアジアの新興国の消費は伸びている。日本は2.4%減となり、10年連続で7位だった。

ビールの世界消費は2年連続で減少した

世界170の主要国・地域の消費量をまとめた。中国の消費量は全体の2割強を占め、03年から14年連続で首位。夏場の天候不順のほか、接待などへの取り締まりが強まったことで中高級レストランでの消費減少などの影響を受けた。3年連続でマイナスとなった。2位の米国は輸入ビールの販売量が増え、小規模な醸造所の「クラフトビール」人気も高まったため0.6%増だった。

伸び率の首位はインドだった。宗教上の制約があるものの、「若年層の飲用率が上がってきている」(同社)という。海外ビールメーカーが市場開拓を急いでいるミャンマーなども伸びた。

1人あたりの消費量でみるとチェコ(143.3リットル)が24年連続の首位で、大瓶換算にすると226本に達する。日本は54位で、同65本だった。

(井上孝之)

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