視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、2017年の日本におけるインターネットサービスの利用者数ランキングを2017年12月19日に発表した。
パソコンからの利用者数が最も多かったのは「Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)」の3377万人だった。利用者数は前年比ほぼ横ばいとなった。パソコンからの上位10サービスは前年の上位10サービスのうち9つがランクインしており、大きなランキングの変化は見られなかった。
スマートフォン(スマホ)からの利用者数の1位は「Google(グーグル)」、2位は「Yahoo! JAPAN」となった。Googleの利用者は前年比13%増となり6000万人を超えた。1位から8位までは昨年と同じ順位で、固定化の傾向が見える。最も増加率が高かったのは前年比31%増の「Hatena(はてな)」(9位)で、2016年のトップ10圏外からのランクインとなった。
スマホアプリの上位10サービスの顔ぶれは昨年と変化はなく、圏内での順位の微動があったのみだった。最も利用者数の多かったアプリは5年連続で「LINE」で、利用者数は前年比14%増の4968万人となった。2位の「Google Maps(グーグルマップ)」との利用者数の差は約1600万人だった。上位10サービスの中で増加率が最も高かったのは「Yahoo! JAPAN」アプリ(9位、前年比31%増)だった。
(日経ニューメディア 長谷川博)
[ITpro 2017年12月19日掲載]