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JR九州社長「大幅なダイヤ改正、22年度まではせず」

JR九州の青柳俊彦社長は19日、日本経済新聞などの取材に応じ、「九州新幹線長崎ルートが開業する2022年度まで(大規模な)ダイヤ改正はしない」と述べた。来春の改正で発足以来最多となる運転本数の削減に踏み込むが、当面、鉄道網は維持する意向を示した。不採算ローカル線について「どうしたら維持できるか地元と考えたい」とした。

JR九州は15日に、18年3月のダイヤ改正で1日当たりの運転本数を117本減らして3011本にすると発表していた。今回のダイヤ改正について青柳社長は「列車1両20人より少ないものについてはリストアップし、利用目的も調べた。問題なければ削減するという作業を1本、1本、丹念に検討した」と説明した。

沿線自治体から反対の声が上がっている。19日も宮崎・鹿児島両県の副知事から運行削減の中止を求める要望書が出された。青柳社長は「(鉄道網)維持のためには致し方ない」と語った。

当面ダイヤ改正をしないことで、通常例年実施してきた春のダイヤ改正にかかる人手や負担を省くことにつなげる。その上で「次の大きな改正は輸送体系が変わる長崎ルートが動き出すときだ」とした。

九州北部豪雨で被災した日田彦山線の復旧を巡っては「一定の条件のもとで収支を出したい」と述べた。自民党が鉄道事業者が黒字でも路線の収支が赤字であれば国が災害復旧費を補助できるようにする法案をまとめたことが念頭にある。この法案について青柳社長は「事業者にとってはうれしいこと」とし、活用を目指す考えを示した。

一方、同路線の将来像や費用負担などをめぐって沿線自治体と年内にも協議を始めたいとしていたが「なかなかスムーズに議論をするところまできていない。年内は厳しいが、できるだけ早く議論したいというのは変わっていない」と述べた。

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