2018年4月20日(金)

小豆島で自転車シェア 19年瀬戸芸へ500台、東京の観光会社など

2017/12/19 1:31
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 一般社団法人ハローアイランド(香川県小豆島町)は18日、小豆島の港や観光地など約30カ所で自転車シェアサービスを始めた。スマートフォン(スマホ)で簡単に手続きできるソフトバンクグループのシステムを採用し、各拠点で自由に借りたり返したりできる。2019年の瀬戸内国際芸術祭に向けて500台規模で運用し、島の観光振興を後押しする。

観光名所のエンジェルロードなど小豆島の各所の拠点が使える

 ハローアイランドは東京・浅草で観光事業を展開するセグラスグループホールディングス(東京・台東)と空き駐車場仲介などのシェアリングサービス(東京・新宿)が10月に設立した。小豆島の観光に関わるセグラスと、自転車シェアも手掛けるシェアリングサービスが手を組んだ。

 まず電動自転車約70台を島内のステーションと呼ぶ無人の拠点に配置した。拠点は各港のほか、干潮の時だけ現れる砂の道「エンジェルロード」や「二十四の瞳映画村」、伝統産業のしょうゆ蔵が並ぶ「醤の郷(ひしおのさと)」といった観光スポット、主な宿泊施設などに設けた。

 ソフトバンクと子会社のOpenStreet(オープンストリート、東京・港)による自転車シェア事業「ハローサイクリング」のシステムを活用する。スマホなどで会員登録し、スマートロックという自転車のカギを暗証番号の入力やスマホのタッチで解錠・施錠して利用する。

 ハローサイクリングは17年からセブンイレブンの店舗に導入されるなど拠点を拡大中だが、中四国に拠点はなかった。島への導入も初めて。全地球測位システム(GPS)で管理し、一度登録すれば全国の拠点で使えるためインバウンド(訪日外国人)も利用しやすい。

 18年5月7日まで運用方法や最適な拠点などを検証する。料金は15分100円から。スポーツタイプなど自転車の種類も増やし、小豆島を含む瀬戸内海の島々などで19年4月に開幕する第4回瀬戸内国際芸術祭までに500台規模とする。

 小豆島は外周100キロ余り。瀬戸内海では淡路島に次ぐ大きさ。島内各所を結ぶ2次交通の充実が観光振興の課題だ。レンタサイクルはあるが乗り捨てできない。新サービスは「島のバスやタクシーと連携も見込める」(シェアリングサービスの松橋淳人社長)。香川県などが小豆島をサイクリングの島として発信する動きにも呼応する。

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