千葉県は18日、2018年1月に成人式を迎える若者は前年比0.8%減の6万2988人になる見通しだと発表した。新成人が減るのは2年ぶり。県内全54市町村は1月6~8日の3連休中に成人式を開く予定だ。
市町村別にみると、習志野市(9.9%増)や浦安市(5.1%増)、我孫子市(4.9%増)の伸びが大きかった。習志野市は「千葉工業大学の寮が市内に新設され、若い住民が増えた」(青少年課)としている。
減少率が最も大きかったのは勝浦市の38.6%減。市教育委員会は「市内にキャンパスを置く国際武道大学で、出身地に住民票を残したままの学生が増えているのではないか」とみている。
浦安市は例年通り、東京ディズニーランドで記念行事を開くほか、成田市は成田空港第2旅客ターミナル、鴨川市は鴨川シーワールドで行事を予定している。