2018年7月19日(木)

ゲレンデ開業一足早く 北陸3県のスキー場
「写真映え」レンタルウエア/初心者コース、家族客狙う

2017/12/18 22:30
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 一足早い冬将軍の訪れで、北陸3県では例年より1~2週間前倒しでウインタースポーツを楽しめそうだ。この好機に各県のスキー場は、写真映えのするスキーウエアの貸し出しやファミリー向け施設の強化で、新しいファンの獲得に知恵を絞っている。

昨年より2週間早く開業した立山山麓スキー場(16日、富山市)

 16日、昨シーズンより2週間早く営業を始めた立山山麓スキー場(富山市)は家族客や大学生のグループでにぎわった。初日の来場客数は1560人と、昨年の開業初日の710人から倍増した。

 家族5人で初滑りに来ていた富山市の男性(40)は「これほど早く滑れるとは思わなかった。年内にもう一度来たい」と満足そう。友人8人でスノーボードを楽しんでいた大学4年生の梅村幸佑さん(21)も「雪が硬いところもあったが楽しめた」と話した。

 スキージャム勝山(福井県勝山市)は、過去最速タイの今月8日、営業を始めた。予定を8日間前倒しした。今年は若い女性客の獲得に、人気ブランドのレンタルウエアを初投入した。若者に人気の写真共有サイト「インスタグラム」に、見栄えの良い写真を投稿する「インスタ映え」を意識したという。昨シーズンの18万7千人から今年は25万人まで来場客数を伸ばしたい考えだ。

 スノーエリアマネジメント白山が運営する白山一里野温泉スキー場(石川県白山市)は、23日の開業を予定する。直近2シーズンは積雪が少なかったため、いずれも年明けの開業だった。

 今年はファミリー層や初心者の取り込みに向けて、初級のゲレンデを追加で整備。初心者コース専用のリフト券も新たに用意し、大人2000円、子供1500円と通常のリフト券の半額で利用できる。同社が運営する白山千丈温泉セイモアスキー場と合わせた来場客数は13万人程度(昨シーズンは約10万人)を見込む。

 一方、イオックス・アローザ(富山県南砺市)の開業予定日は例年並みの22日だが、今年は初日から全エリアで滑走ができる見込みだ。昨シーズンは雪不足で山の上部のみの限定オープンだった。今シーズンは13万人(昨シーズンは7万8000人)の入り込み客数を計画している。

 家族連れの集客に、子どもや初心者がソリやスキーで遊べる有料施設「イオッティランド」を既存の子ども向けエリア内に新設する。利用料は1人一律500円。パーク内にはスキー板を履いたまま使うことができるエスカレーターを1基設置し、斜面を登る負担を軽減する。

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