2018年11月14日(水)

シェアオフィス多彩に 不動産大手、働き方改革に対応

2017/12/18 18:05
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働き方改革の推進を受け、不動産大手がシェアオフィス事業に力を入れている。三井不動産は18日、東京駅前で200人規模と大型の旗艦店を開業。森ビルも同日、六本木ヒルズでカフェや書籍コーナーを併設した拠点をオープンさせた。時間や場所に制約されないテレワークの拡大やシェアオフィスを拠点とするベンチャーとの協業など企業のニーズに対応する。

三井不の「ワークスタイリング八重洲」は約200人の大規模拠点

六本木ヒルズの「パークシックス」は書籍コーナーを併設する

三井不は東京駅直結の複合施設「グラントウキョウサウスタワー」に、法人向け大型シェアオフィス「ワークスタイリング八重洲」を開業した。集中して業務ができる個室や東京駅を一望してリラックスできるスペース、企業のセミナーや新商品の発表会などでも使える30人収容の会議室を用意した。

ワークスタイリングは契約企業の社員らが全ての拠点を利用できるのが特徴。契約企業は利用状況を通じて社外で働く社員の勤怠管理ができる。三井不は今春に八重洲でワークスタイリングを開設。NTTドコモ味の素NECや富士ゼロックスなどが契約企業となっていた。さらなる利用増が見込めることから、近隣に拡張移転した。

東京建物はこのほど、新宿センタービルにシェアオフィス「プラスアワーズ新宿」を開いた。八重洲に続く2号店で、家具付き個室とフリーアドレス制のコワーキングスペースを用意した。1号店にはなかったシャワー室なども充実させて利便性を高めた。

サービスオフィスは起業直後のスタートアップ企業が法人登記もできることをうたっている。テレワークなどで立ち寄る大手企業の社員らとの交流をしやすくする。大手がスタートアップ企業と協業して新規に事業を立ち上げる「オープンイノベーション」を後押しする。

森ビルが六本木ヒルズ森タワーで18日開業した「PARK6(パークシックス)」は公園のように緑が多い空間にした。全45席で時間課金制。ウェブ上で予約し、利用時間に応じて料金を支払う。1人用ブースが1時間1000円から、コワーキングスペースが800円からとしている。

ビジネス書などを閲覧できる書籍コーナーも設置した。併設するカフェでは本格的なエスプレッソコーヒーやイタリア料理を出す。同じフロアには靴修理店「ミスターミニット」や衣料品補修店「ビック・ママ」など働く人を支援する機能を集約・拡充した。

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