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越ビール最大手サベコ、タイビバ系が落札 5500億円で

【ハノイ=富山篤】ベトナムの国営企業で同国ビール最大手のサイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)の株式売却が18日実施された。全株式の53.59%が対象で、タイの酒類・飲料大手、タイ・ビバレッジ(タイビバ)系の現地子会社がほぼ全てを落札した。先進国でビール離れが進む中、東南アジア最大で成長が続くベトナムのビール市場を攻略する。

18日の入札には、タイビバが香港の子会社などを通じて傘下に置くベトナム・ビバレッジとベトナムの個人投資家1人が参加した。越政府が今回放出した53.59%のほぼ全てをベトナム・ビバレッジが約48億5000万ドル(約5500億円)で落札した。一部は個人投資家が購入した。

越政府がサベコの株式放出を発表した当初、世界から注目が集まった。アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)、ハイネケン(オランダ)、日本のキリンホールディングスなど多くの世界大手が取得を検討していると報道された。買収価格が高額になったこと、国営企業の不透明な経営を敬遠したようだ。

タイビバは「チャーンビール」で知られるタイの大手。タイビバの親会社でタイ財閥大手TCCはベトナム事業を強化している。現地でボトリング工場や商社を運営し、2016年には格安店チェーン「メトロ」を買収した。傘下の飲料会社フレイザー・アンド・ニーブ(F&N)を通じ、乳業大手ベトナム・デイリー・プロダクツ(ビナミルク)の株式も2割弱取得した。

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