豊田通商、米VBに出資 電力需給調整にEV電池

2017/12/15 20:30
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豊田通商は15日、電気自動車(EV)の電池を活用した電力事業を手掛ける米ベンチャー企業、ヌービーコーポレーションに出資したと発表した。出資額は公表していないが、数億円とみられる。豊通は取締役を派遣し、日本などで新たな電力システムの普及に向けて連携する。

ヌービー社はEVの蓄電性能を電力網の運用に生かす「V2G(ヴィークル・トゥー・グリッド)」と呼ばれるシステムを手掛ける。具体的には、充電ステーションに接続されたEVの電池から電力系統に対し、電力の需給バランスに応じて電気を充放電する内容だ。デンマークでは商業運転に成功している。

豊通は4月設立のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を通じて出資する。同ファンドは自動車の新技術や幅広い分野の特許などに投資する目的で設立し、運用規模は約60億円。シンガポールの配車アプリ大手グラブに続く出資案件となる。

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