フィリピンのRCBC、不正送金事件でバングラデシュ銀に反発

2017/12/15 23:00
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■リサール商業銀行(RCBC、フィリピン) バングラデシュ銀行(中央銀行)の口座からRCBCの支店に8100万ドル(約92億3000万円)が不法送金された事件を巡り、バングラ銀に強く反発する声明を出した。

事件は昨年2月に発生した。バングラ銀がニューヨーク連銀に開設している外貨準備口座から、何者かがマニラ近郊のRCBCマカティシティ支店に作った4つの偽装口座に、合計8100万ドルが不法送金された。

資金は地元の送金会社によって直ちに引き落とされ、地元のカジノに流され、そこで洗浄された。連銀からの盗難資金で回収されたのは5分の1以下。フィリピン中央銀行はRCBCに10億ペソ(約22億5000万円)の罰金を科した。

RCBCは12日の声明で、盗難事件にはバングラ銀にも責任の一端があるとし、同中銀は内部の業務のあり方について隠蔽したと強い調子で非難した。

RCBCは、バングラ銀が協力を拒否し、同行の事件調査は透明性を欠いていると強調。RCBCは「なぜなのか。自らの罪と怠慢を覆い隠すためか」と疑問を投げかけた。

(マニラ=クリフ・ベンゾン)

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