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IBM、量子コンピューター実用化に向けJSRなど4社と提携

【ニューヨーク=稲井創一】IBMは14日、次世代の高速コンピューターである量子コンピューターの実用化に向けてJSRや米金融大手JPモルガン・チェースなど4社と提携すると発表した。新たな協業組織を立ち上げ幅広いビジネスでニーズに合った用途開発を進める。企業経営の中でも量子コンピューターが検証から、実用の段階に移りつつある。

量子コンピューターはスーパーコンピューターを上回る性能が期待されており、IBMは2016年に試作機を公開。17年に入り量子コンピューターシステム「IBM Q」の商用化を進め、今回、独自動車大手ダイムラー、韓国のサムスン電子、そしてJSRの4社が初の顧客となった。

IBMは4社に対して特別に顧客支援組織「IBM・Q ネットワーク」を立ち上げ、研究者、技術者やコンサルタントなどを総動員して、実用化を急ぐ。JPモルガンの場合、投資・運用戦略や金融リスク算定などの場面で量子コンピューターをいち早く活用できるようにIBMと全面的にタッグを組む。

一方、量子コンピューターを幅広い用途で活用したいIBMにとって、業界トップクラスの企業と組むことで、各業界ごとの用途開発を進めたい考えだ。

IBMは量子コンピューターそのものの性能をさらに高めるため、日本では慶応義塾大学、英国ではオックスフォード大学などを研究開発拠点「グローバル・ハブ」と指定して、世界各地域で幅広い知見を募る。

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