「MVNO」成長鈍化、携帯大手の攻勢受ける

2017/12/14 14:30
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調査会社のMM総研(東京・港)は14日、携帯電話大手から回線を借りて、格安スマートフォン(スマホ)サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)の市場動向を発表した。2018年3月の契約件数の予測を、当初の1170万件から1075万件に予想を下方修正した。「携帯大手の新料金プランなどが影響した」(MM総研)という。

MVNO市場には楽天インターネットイニシアティブ(IIJ)などが参入している。KDDI(au)が主要料金プランを最大3割値引きするほか、ソフトバンク傘下のワイモバイルも攻勢をかけている。成長市場だったMVNOも携帯大手との競争にさらされている。

17年9月末時点での事業者別のシェアは、IIJが13.9%と初めて首位になった。NTTコミュニケーションズ(12.2%)、楽天(11.4%)と続いた。

MM総研の横田英明取締役は「大手の値下げ攻勢で、MVNO市場の伸び率は鈍化している」と指摘する。14日、楽天も大手携帯事業者への参入を表明しており、今後もMVNOと大手を巻き込んだ競争は激しくなりそうだ。

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