2018年10月22日(月)

都立高入試に「話す」英語 公立校初、19年度に試行

2017/12/14 13:43
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東京都は14日までに、都立高校入試の英語で、受験生の話す能力(スピーキング)を評価する試験を導入することを決めた。公立高校の入試で一律にスピーキング試験を課すのは全国で初めて。都は2018年度中に導入時期や方法などを決めた上で19年度から試行を始め、その結果を踏まえて全面実施する方針だ。

都は1997年度から英語の聞く力を測るリスニング試験を導入していたが話す力は評価してこなかった。スピーキング試験の導入の是非を検討するため学識者や中学、高校の校長、指導担当者らでつくる検討委員会を7月に設置。導入の意義や課題を整理していた。

検討委は「読む・書く・聞く・話す」の4技能を総合的に伸ばすため、試験の導入が必要だとする報告書をまとめ、14日午後の都教育委員会で報告した。

スピーキング試験の導入にあたっては、資格・検定試験を手がける民間団体と協力する。出題範囲は中学校の学習指導要領の範囲内。既存の検定試験を活用するか、新たに試験をつくるかは今後検討する。通常の入試とは別日程で実施し、公平を期すため受験回数は1回とする見通しだ。

都は今後、具体的な実施方法や配点、試験結果の情報保全対策などを詰め、18年度中に実施方法を公表する予定。

20年度から大学入試センター試験に代わり導入される大学入学共通テストでも、民間試験を活用し英語の「書く・話す」を含む4技能を評価することが決まっている。

公立高入試で英語の話す力を測る取り組みは各地で始まっており、大阪府では英検やTOEFLなどの成績を換算した点数か、入試の点数のうち高い方を採用できる制度を導入している。福井県は来春から、英検の成績を点数に加算する。

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