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豪中銀総裁、ビットコイン人気は「投機熱」 決済手段にならず

【シドニー=高橋香織】オーストラリア準備銀行(中央銀行)のフィリップ・ロウ総裁は13日、仮想通貨「ビットコイン」人気の高まりについて「投機熱だ」との見方を示した。決済の未来をテーマとする講演でロウ氏は、ビットコインが「現状では日常の支払いに使われておらず、今後そうなるとも言いにくい」と指摘した。

ロウ氏は「ビットコインの価値は非常に不安定だ」とも語った。手数料の高さに加え、ガバナンスを巡る問題があるとも指摘した。ビットコインを決済手段として使っているのは「一般人よりもヤミや不法な取引に関わる人々だ」と述べた。

一方、電子決済のプラットフォーム作りにあたり、豪州では銀行や生保などの金融機関が主導的な役割を果たしていると説明した。2018年2月に始まる「NPP(新支払いプラットフォーム)」がそれで、銀行口座がなくても電子メールアドレスが分かれば送金できるなどの利便性が売りになっている。

ロウ氏はNPPが普及すれば「決済が紙幣なしで電子的に行われるようになる」と述べた。ただ、中国のように金融機関以外の第三者が新しい電子決済方式を生み出す可能性もあると語った。

ロウ氏は電子形態の豪ドル(eAUD)の発行については「現在は計画がないが、プラスとマイナスについての検討を重ねている」と述べた。

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