「半導体の能力不足」 トヨタが考える自動運転の課題
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トヨタ自動車は、ドイツETAS主催のセミナー(2017年9月)で自動運転技術の現状や課題について講演した。技術的な課題として特に大きいのが、半導体(プロセッサー)の処理能力が足りないことだという。
用途に応じて最適な半導体を選択
「自動運転に必要なプロセッサーの処理能力は120TOPS(毎秒120兆回の演算)。現状のパソコン用プロセッサーの2300倍以上だ」──。トヨタ常務役員未来創生センター統括先進技術開発カンパニーExecutive V...
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