楽天、民泊でブッキング・ドットコムと提携
エアビーに対抗

2017/12/11 14:42
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楽天は旅行予約サイト世界大手のブッキング・ドットコム(オランダ)と民泊事業で業務提携すると発表した。2018年から楽天の仲介サイトに掲載する数万件の物件をブッキング・ドットコムのサイトにも供給する。海外からの旅行者を誘客するほか、外国人に人気の物件や地域のデータを集める。楽天が民泊の誘客で海外サイトと提携するのは4社目。民泊で世界最大手の米エアビーアンドビーに対抗する。

民泊事業での業務提携を発表する楽天LIFULLSTAYの太田宗克社長(左)と、ブッキング・ドットコム・ジャパンで北アジア地区を統括するアダム・ブラウンステインディレクター(12月11日、都内)

楽天と不動産住宅情報サイト「ライフルホームズ」を運営するLIFULL(ライフル)の共同出資会社、楽天ライフルステイは民泊の仲介サービスと部屋の貸し手の運営代行への参入を表明している。ブッキング・ドットコムとの提携は18年6月に予定される住宅宿泊事業法(民泊法)の施行に合わせて始める。

楽天ライフルステイの太田宗克社長は11日に開いた会見で「あらゆる宿泊形態を一つのプラットフォームで掲載できるようになる」と話した。ブッキング・ドットコムは民泊を利用する外国人利用者の国籍や人気の地域など、サービスの利用状況を楽天側にフィードバックする。楽天は利用データを分析し、マーケティングや運営代行のサービスに役立てる。

楽天はこれまで中国最大手の途家(トゥージア)や米エクスペディア子会社のホームアウェイなどとも同様の提携を表明している。太田社長は物件の開拓状況について「予想以上の引き合いがある。開設時点で十分確保して市場を盛りあげていける」と自信を見せる。先行するエアビーの対抗馬になる可能性がある。

(清水孝輔)

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