2019年1月18日(金)

ビットコイン先物、米で上場 急騰で取引一時中断も

2017/12/11 10:43 (2017/12/11 13:51更新)
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【ニューヨーク=山下晃】米シカゴ・オプション取引所(CBOE)は10日夕(日本時間11日朝)、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の先物取引を始めた。これまでの現物取引に先物が加わることで投資家の裾野が広がり、ビットコインの公正な価格形成や実際の利用拡大が期待されている。投機マネーが相場をかく乱するリスクも指摘されている。

10日のビットコイン先物は買い優勢でスタートした。期近の2018年1月物は直後に1ビットコイン=1万5000ドル台から1万6500ドル前後まで上昇した後、もみ合った。週末の夜間で商いが乏しいなか、その後再び騰勢を強め1万8000ドルを超えた。

同取引所があからじめ定めた値上がり率を超えたため、規定により先物取引を一時中断するサーキットブレーカーを発動する場面もあった。

投資家は先物取引を活用すれば相場変動に伴う損失を抑えたり、現物のビットコインを持っていなくても取引に参加できたりする。投機筋が空売りを膨らませ、相場が上下に大きく揺さぶられる可能性もある。

米市場ではビットコインの先物上場に合わせて取引を仕掛ける動きや清算処理を不安視する声があった。10日は先物価格を表示するCBOEのウェブページにアクセスが集中して一時閲覧ができなくなったものの、このほかに目立った混乱は出ていない。

米情報サイトのコインデスクによると、現物のビットコインは上場直前の約1万4500ドルから日本時間11日朝に1万5740ドルに急騰した後、水準を切り上げている。

18日にはシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)もビットコインの先物市場を開設する。

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