2018年8月20日(月)

東北全体で技術革新 山形大、中小機構と協定

2017/12/8 23:30
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 山形大学は中小企業基盤整備機構(中小機構)東北本部と連携協定を結んだ。ものづくりの中小企業は従来、単品の部品生産一辺倒だったが、最近は一定の機能をもつ装置で納入するモジュール化が潮流。中小企業単独では対応が難しいため、大学や県境を越えた企業との協力が必要になっており、東北全体での中小企業によるオープンイノベーションなどを促す。

 協定は起業家や中小企業で新規事業に挑む人材の育成、創業支援、販路開拓の3分野で連携する内容。山形大が早稲田大学などと始めた起業家育成に加え、県境を越えた東北全体でのビジネスマッチングを促すことで中小企業の新規分野進出を支援する。中小機構東北本部と国立大学法人との協定は初めて。

 具体的には(1)中小機構が運営する中小企業大学校へ山形大の研究者を講師として派遣(2)山形大の研究者と企業のマッチング、山形大発ベンチャーへの経営支援(3)中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「ジェグテック」による情報発信――などで連携する。

 同サイトには、海外企業2500社、大手企業350社、国内中小企業4800社が登録しており、国内外の企業にアピールすることができるという。

 中小機構は、山形大が始めた起業家育成に早期から参加することで創業やその後のビジネス展開をしやすくするほか、中小企業単独では難しい独自のモジュール製品開発を東北の企業や山形大をつなぐことで、宇宙・航空機産業などへの参入を促せると期待している。

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