2018年2月19日(月)

病院長に「地方勤務」経験求める 厚労省
医師偏在対策で報告書

経済
2017/12/8 20:00
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 厚生労働省は8日、医師の数が地域や診療科によって偏っている問題についての対策をまとめた報告書を公表した。一定規模の病院で院長になるための基準の一つとして、医師不足地域での勤務経験を有することを求める。都道府県に対して偏在対策の計画策定も義務付ける。来年の通常国会に医療法や医師法の改正案を提出する方針だ。

 同日開かれた有識者検討会に示しておおむね了承を得た。院長など病院の管理者になるために医師不足地域での勤務経験を求める方針については、より規模が小さい診療所を開く際の要件とするように求める声もあった。ただ慎重な意見も多く、最終的には地域医療の拠点となる「地域医療支援病院」の一部でまず始めることになった。

 他に医師の定着促進策や、大学病院などからの医師派遣といった偏在対策を進めるための計画の策定を都道府県に義務付ける。医師の偏在状況が詳細に分かるデータも新たに整備する方針だ。

 報告書では将来的な検討課題として、診療所の開設に一定の制限を加える制度的な対応の必要性にも触れた。

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