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新規の住宅ローン撤退、三菱UFJ信託

三菱UFJ信託銀行は8日、新規の住宅ローン事業から撤退すると正式に発表した。2018年3月末で自前のローン商品について新規申し込みの受け付けを終える。4月以降はグループの三菱東京UFJ銀行の代理店として住宅ローンを扱う。事業の選択と集中の一環で、経営資源を富裕層向けの資産運用や相続ビジネスなど強みを持つ分野に振り向ける。

既存のローン契約は、そのまま三菱UFJ信託銀行が管理を続ける。同行の住宅ローンの融資残高は約1兆2千億円、融資先は約5万7千件。残高が10兆円以上のメガバンクや他の信託銀行に比べて規模が小さく、低金利競争で採算が悪化していることも考慮して自前の新規融資をやめることにした。

三菱UFJフィナンシャル・グループは傘下組織の役割分担を見直している。三菱UFJ信託はグループで富裕層向けの資産運用や不動産、相続など付加価値の高い手数料ビジネスの担い手で、人材を含めた経営資源を同分野に傾ける。

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