2017年12月16日(土)

フォード、EV生産地をメキシコへ 米では自動運転車のライン増

自動車・機械
北米
自動運転
2017/12/8 10:48
保存
共有
印刷
その他

 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米フォード・モーターは2020年に量産予定の電気自動車(EV)の生産場所を米ミシガン州からメキシコに変更してコストを下げ、代わりにミシガンでは自動運転車の生産ラインを増やす方針を固めた。米メディアが報じた。

 フォードは米ライドシェア大手リフトと自動運転車の配車で、米ドミノ・ピザとは自動運転車による配達で提携している。自動運転の需要が想定より大きいとみてラインを増やす。

 フォードの生産計画は政治や経営陣交代に翻弄され、昨年末から二転三転している。米トランプ政権からの圧力で18年から小型車を生産するはずのメキシコの新工場計画を撤回。その後、政権の圧力が弱まったところで小型車は主に中国で生産して米国に輸出する形に切り替えた。代わりに米国での雇用と投資を強調するためミシガン州の既存工場でEVと自動運転車を生産するとしていた。

 ジェームス・ハケット新最高経営責任者(CEO)は交通サービスや自動運転車の開発をさらに拡大する方針を打ち出している。米国では経営資源を自動運転車向けに一段と割き、量産までの期間を短縮していく。ただ、フォードの自動運転車の投入予定は21年で米ゼネラル・モーターズ(GM)から2年後れをとっている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報